Life&Comの看護

はじめに

私たちは 対象のいのちを「治すこと」を目的とするのではなく

いのちと暮らしに伴走し 、いのちと共に在る存在でありたいと考えています。

いのちのそばに、静かに在る。 そこから、看護ははじまります。

ふたつのいのち

いのちには、ふたつの側面があります。

生命学的ないのち  と 物語られるいのち

生命学的ないのちを整えながら

その人のかけがえのない物語に寄り添う。

生命と人生の統合の中に、看護があります。

看護とは

看護とは いのちと暮らしの営みを ていねいに整えること。

老いも、病も、死も、人間の自然。

回復も、維持も、緩やかな衰えも、穏やかな死も いのちの自然な経過の一部です。

人間の自然を日常の中に取り戻していきたい。 それが私たちのねがいです。

自然治癒力という前提

人間には、自然治癒力といういのちの働きが備わっています。

それは、恒常性を保ち、その人にとって自然な方向へと向かう力。

自然治癒力は、個人の内にあるもの。

その力は、環境と関係性の中で引き出され 強まり、あるいは弱まります。

安心。

信頼。

対等。

時間。

余白。

空間。

看護とは、自然治癒力がその人らしく表れる環境を整える営みです。

時間軸と関係軸

看護の本質は変わりません。

しかし、関わる時間の長さによって、 ケアの組み立て方は変わります。

限られた時間の中で 人生の最期の時間に伴走する看護。

長い時間をかけて 焦らず、静かな変容を待つ看護。

どちらも本質は同じ。

いのちと共に在り 尊厳を守り 自然治癒力を引き出すこと。

時間軸と関係軸は、 その思想を生かすためのレンズ。

私たちは、 その人のいのちのありように寄り添った

時間の持ち方と関係の築き方を 選び続けます。

尊厳

尊厳とは 「あなたは、あなたのままでいい」という前提。

能力や役割で価値を決めない。 利用者も、家族も、スタッフも、常に対等であること。

ひとりの人として大切にされていると感じられること。

私たちは、 尊厳を守り続けます。

実践

私たちは、以下の視点で実践します。

1. 全人的(からだ・こころ・暮らし)に看る

2.時間軸で伴走し、関係軸を整える

3.少し先を予測して動く(先読み・根回し・きめ細やかな配慮)

4.いのちと暮らしの営みを整える

5.チームで護る

おわりに

Life&Comの看護とは、

いのちと共に在り 生命学的ないのちと物語られるいのちの両方を整え

自然治癒力がその人らしく表れる環境をつくること。

そして、その人のいのちのありように寄り添い

いのちの調和を整える営みを大切にしています。